室生寺展

おはようございます。
昨日は、各地でさらなる天候不順。
豪雨やカミナリ、雹などなど局地的に大変な様子でした、
仙台も夕方6時ころにいきなり雨とカミナリ。
窓の向こうでカミナリが空を走る様子にビビっておりました。
被災された地はいかばかりかと心を痛めておりました。


さて、昨日は友人とランチでした。
実はいつも3人トリオなんです。一人は旅行中。
主人同士が同級生で、その奥さんたちがそれぞれ意外な場所でこどもが生まれる前に出会い、それからのお付き合いです。
会えば、言いたい放題、主人たちはこのランチのあとは何をばらされたかとドキドキです。

今日のランチはイタリアンのお店で「フランチェスカ」といいます。
私が結婚する前からのお付き合いのお店で、オーナーご夫妻は同じマンションにお住まいです。

まずは、おばさんペアはこの暑さに汗かきかき到着。
友人希望で久しぶりの訪問。
お料理どれもとっても美味しく、写真撮ろうと思ったのですが、デジカメ持参を忘れ、iPhoneでは後がコワイ。ということで、目とお腹に焼き付けて帰って参りました。
手作り生ハムも甘鯛のポワレも手打ちの細麺パスタも岩手山産のトウモロコシのスープ(糖度14)、バナナのムースのデザートもどれも美味しかったです。
でも…欲を言えばスープはもう少し量が欲しかった〜。

子ども達のこと、日々のことなど2時間あっという間。
彼女はイタリア語を学んでいて、おまけにイタリア通。
楽しいお話をしてもらいました。

いつもなら次のお店へ行くのですが、今回はちょっと変更。
仙台、ちょうど「室生寺展」開催中ということなので、場所もお店からすぐだったので歩いていくことに。
確かに距離は近かったのですが、なにせお日さまカンカン照り。
二人、あっという間にまた汗。
澄んだ広瀬川を橋の上から眺め、魚いないねと言い、もう少し下流には亀がいて、最初2匹、翌年3匹、今5匹なんてことを話題にしながら博物館へ到着。

見れば、最終日を二日後に控えているせいですごい人。
二人、お扇子高速パタパタしながら早速見学。

実は展示会場へ入る前にこんな話を。
彼女がこの室生寺展へご主人を誘ったらこんなこと言われたそうです。
「あのな、これは現地へ行って、伽藍の中に並ぶ姿を観るのが一番なんだ。だから行かない。」
と。
彼女は
「なんだ、頑固オヤジ」
と思ったそうです。で、今日、私と。

人の波に流されながら神仏が並ぶ展示室へ。
薬師如来とそれを守る干支の12神将。
一つ一つ、動きも表情もそれぞれ異なり面白い。
お扇子パタパタしながら彼女と私、各々好きなように見学。

そしてしばらくしてから合流、次の展示室へ。
そこには写真家の方が撮った室生寺。
彼女と私は一枚の写真に釘付けになりました。

その写真は土門拳さんの作品。
闇夜の金堂の中に並ぶ薬師如来と12神将の姿。
博物館で今見た12神将とはぜんぜん違いました。
まるで生きているよう。

彼女と私は、この時、同時に彼女のご主人の言葉を思い出していました。
そして同時に
「これは、ほんとだね」
と苦笑。
いつか絶対に室生寺へ行って見たいと思いました。

時間は3時半。
二人はバスに乗り街中へ。
ちょっとだけ時間があったのでデパート開催中の「ありがとう!ハナマルマーケットおめざフェア」へ。
入り口で、今度はただいまアメリカ旅行中の友人も一緒に〜と言いながらサヨナラ。


夏休みがんばったご褒美
         楽しい時間でした。
by hahamego | 2014-08-23 08:23

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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