いろいろあった昨日

昨日、叔父のお葬式がありました。

母の姉の夫である叔父。
でも、出席した母方のメンバーはいつもの顔ぶれ。
ということは年功序列もはっきりしていて、親しい仲にも礼儀は大事。

私の左隣りは従兄弟とはいえ母の兄弟の長女の息子、お年はもう70才後半。
私の左隣りは母の兄弟の次男の息子のお嫁さん。お年は…です。
他にも横一列に母の実家本家のお嫁さんなどなど。

私の後ろ席には東京組の従兄弟たちと遅れて来た弟夫婦。

式は滞り無く行われた。
お坊さんが7人の読経は何とも言えぬ響きを持ち、心穏やかにしてくれました。
遺影の中の叔父もうれしそうな笑顔でした。


さて、ここから私は会場を上へ下へと走り回ることに。

こちらはお葬式のあと百箇日までの法要がまとめて行われ、そのあと、遺族、親戚、他遺族からお声のかかった方々で会食となりました。
母方メンバーはいつも全員出席となっているので、全員に声がかかっているものと思っていました。ところが、私の左隣の最年長の従兄弟に声がかかっていなかったのです。本家にも。
朝ドラ風にいえば
「てーーーーーーっ!!!!」状態。
私には連絡が来ていたのですが、これでも弟の次に最年少。
急いで遺族の仲の良い従姉の元へダッシュ。
いままでこんなことは一度もありませんでした。
すぐに従姉が皆さんに平謝り。いや、もう、あの雰囲気…冷や汗ものでした。



そして次の事件は、会食。
会場へ向かうと声をかけられてなかった従兄弟たちの名前の札もテーブルにはきちんと置いてあり、一安心…というのもつかの間。弟が血相を変えて私のところへ。なんと今度はお嫁さんの名前が無かったというのです。ワンテンポ遅れて会食場へ行ったので、その間にお嫁さんの心は大爆発となってしまっていたようです。
私は、急いでまた遺族側の仲の良い従姉のところへ。皆さんにお願いして弟の隣りを空けてもらいました。私の責任ではないのですが、忙しくしている遺族側の対応を待っている訳にはいきません。本家のお嫁さんにまで腰を上げていただき、ひたすら頭を下げてお礼を言い、弟夫婦を見ると会場から消えて行く背中から怒りのオーラを放つお嫁さんの後ろ姿とそのあとを名前を呼びながら追いかける弟の姿が。
慌てて後を追いましたが時すでに遅し。見当たりません。
仕方が無いので自分の席に戻りました。するとしばらくして怒ってます顔のお嫁さんと弟が戻って来ました。何とか席に着いてくれてホッとしました。

さて、この時のお嫁さんの行動ってこれで良かったのでしょうか…。
たしかに会食に出席する旨伝えてあったのにそれが無かったことは先方のミス。お嫁さんが腹がたつのは当たり前です。でも、帰ってしまったらそのあとどうなるのか…。この時、もう一人お嫁さんのように名前がテーブルに無い方がいらしたそうです。
家に戻ってから荷物を届けに来てくれた弟は、お嫁さんが怒り心頭、止める弟の手を2回も振り払って帰ろうとしたそうです。そして、あとは「お嫁さんは何かにつけイヤな思いをしている。
だから爆発したんだ」と。
席に戻ってからは、本家のお嫁さんに自分もそうだったと慰められたそうで機嫌がなおり、弟は機嫌をとるためにこの後お嫁さんにバックを買いに出かけると。


このブログを読んでいる方々のほとんどはお嫁さんだと思います。
皆さん、お嫁さんになって一つや二つ、いえ、それ以上嫁ぎ先で「むかっ!」とする体験をしていらっしゃいませんか?
私は、結婚前に義母を見送ることになりました。
ということは、自分の結婚前に義母の葬儀からスタート。
訳も分からぬうちから、すばらしい経歴のご親戚に囲まれ針のむしろ。
主人の隣りに私がいても、私は透明人間扱いをされたり、電話でも私には用件を絶対に伝言しない人等…もういろいろありました。
今の私は大きな顔して何でも平気な顔をしていますが…ね。
もちろん、気持ちを切り替えるため主人に当たり散らしていましたが(^^:)

いいなあ、どんな理由でも怒って関係を終わりにできるなんて私にはできないもの。
弟はお嫁さんをかばいにかばっていました。お嫁さんの態度を何か言おうものなら火の粉がこっちに降ってくるので何も言いませんでした。でもね、冷や汗かいてお嫁さんのために席を作ってあげたわたしに「ありがとな」の一言があっても良く無いかな〜なんて心の奥でチクッとしました。



お嫁さんたちはみんないろいろイヤなことを乗り越えて強くなって行くのです。
イヤな思いをするその期間が短ければラッキーですが、長ければそれは学ぶことがいっぱいで、いつかそれが役立つ日がくると思ってがんばっていくしかないのです。
私なんか「いつかみていろ!」なんてコワイ考えを持っていましたが、いつのまにか諦めて自分で対処する術を学びました。今は、どんと肝っ玉母さんになっております。

ここまで書いてなんなんですが、これから先どうなっていくのかな〜なんて一抹の不安を感じた一日でした。


すみません、ダラダラと。
by hahamego | 2014-06-18 08:58

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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