お散歩

今日は、散歩当番の主人が朝6時過ぎに出発したので散歩は私のお仕事に。
でも、予定外だったのでいつも通りの時間にはムリ。
おまけに次女の左目にものもらいが登場。それも一晩でけっこう腫れてしまい放置できず、これまた予定外の眼科へ行く事に。

お天気が良くベランダ別荘も朝から春の陽射しがあたりポッカポカ。
「ごめんね〜、あとでいくからね〜」
とレンタじいさんは朝食後、そちらへ移動していただきました。

眼科はかなり混んでいて気がつけばお昼を過ぎていました。ということで、近くのパスタ屋さんで二人でランチ。そのあと急に仙台の昔ながらのケーキ屋さん「あまんざ」のエクレアが久しぶりに食べたくなり、お天気が良いこともありテクテク30分ほど歩いていきました。
チョコエクレアとモカエクレアを人数×3という欲張り買い。
ニコニコでお店を出た所でお店の奥様とバッタリ。ここは娘達が通ったスイミングの近くにあり、スイミングの帰りに良く寄ってエクレアやクッキーを買って帰りました。ですから娘達の成長をご存知で、
「あら、いつのまにかお母様の背を越してしまったのね。」
と今日は驚かれてしまいました。

家に戻り、一息。二人で贅沢なティータイム(ケーキタイム)を過ごした後、レンタのお散歩へ。
レンタはポカポカ陽気のせいか別荘で熟睡。起こすのにちょっと手間取りましたが無事出発。
ところが歩く速度がいつもよりかなりゆっくり。
「ねえ、レンタ、だいじょうぶ?」
と声をかけながらテクテク。途中、息が荒くなるのでちょっと心配しながらの散歩になってしまいました。
しばらくすると、横道から年配のご夫婦が現れました。奥様の方はしっかり歩かれますが、ご主人は杖をつきゆっくり歩行。いつもより歩みの遅いレンタでも追いついて追い越すことに。
するとうしろから
「かわいいワンチャンですね。ゆっくり歩いてお利口さんね」
と奥様が声をかけてきました。
「そうですね、今日はなぜかゆっくりなんです。」
というと
「あら、何才くらい?」
と聞かれたので
「16才です。人間で言うと80才くらいかしら」
とお話しすると
「あら、お父さんと同じじゃないですか。」
と。  @@:  どうしましょう。ちょっと失礼だったかしら…と悩んでいると
「お父さん、あのワンチャン、お父さんと同じ年なんですって。ワンチャンでもがんばって歩いているんだからあなたもがんばりましょう」
と笑顔の奥様。するとご主人が
「わしと同じ年か、そうかそうか。じゃあ、がんばらねばな」
と笑顔で歩き出しました。

この日はほんとにスローテンポのレンタ。
まるでご夫婦の歩みに合わせるかのような散歩となりました。ときおり私の背から聞こえるご夫婦の会話はまるで春の陽射しのようなやさしい声。思わずこちらも笑顔になります。
「お気をつけて」
とお別れしましたが、そのときのお二人のお顔も優しい笑顔でした。

レンタの方は、終始ゆっくりテンポ、お仕事小は2回だけ、お仕事大は無し。そして帰還。
夕食後レンタは早い時間に就寝。
おまけに9時過ぎには高らかなイビキと共に爆睡モードです。時計を見れば午前1時。
かわいそうですが仕方が無いので、くすぐり、つついて起こしてベランダへ移送。
お仕事小を済ませ、また家の中へ。
これで明朝までは安心です。

明日はお散歩だいじょうぶかな?
この頃、少しずつあちこち変化しているレンタの姿に老いのスピードが加速している気がして…。
元気にリードを引っ張って走っていたころの廉太郎が懐かしいです。

春を散策するレンタです…

お散歩_f0223234_6412175.jpg
お散歩_f0223234_6434783.jpg


お散歩_f0223234_649468.jpg

お散歩_f0223234_6592150.jpg


   ……て、なわけ無いか(^^:)
by hahamego | 2013-03-23 07:10

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31