岡山から

いよいよ寝苦しい夜がスタートし始めました。
でも、そんな寝苦しさを「なでしこジャパン」のお嬢さんたちが吹き飛ばしてくれたようです。
(私は、主人を起こしてバトンタッチで寝てしまいました^^:)
オールジャパン最初の1勝、幸先良いですね☆

さて、先日、岡山からこんなきれいな桃が届きました。
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毎年、とてもいただくのが楽しみです。

岡山からは他にマスカットなどをいただきますが、とても上品で美味しいものばかり。
岡山…行ってみたいな。


さて、私の最近読んだ本について…
この頃次女のかるた練習の間、読書時間ができました。
本屋さんへ足を運ぶ回数も増えました。

最初がこれ

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内舘牧子さんの作品です。
面白かった〜。
「源氏物語異聞  十二単衣を着た悪魔」
昔読んだ源氏物語と視点が違います。
主人公は現在のフリーターなりたて青年。
タイムスリップして源氏物語の時代へ。
読むのが楽しくて、あっという間に読みました。

さて、もう一冊はこの本です。
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これは、津波で大きな被害を受けた石巻の雄勝中の校長先生が書いた本です。
震災当日からの日々。
生徒、先生、地域の人々、そして救いの手をさしのべてくれた世界中の人々のことが書かれています。
そして、この著者である校長先生の生い立ちも。

実は、この校長先生は、長女が通った中学校の教頭先生でした。
理科の先生で「サジュン」と呼ばれ、生徒たちから慕われていました。
一生懸命であり厳しさがあり優しさがあり…すばらしい先生でした(この先生が今次女の学校にいてくれたらどんなに良いでしょう〜)
私もお世話になりました。私が学年委員長を務めたとき、次女はまだ3才。
PTA総会があったとき、子連れでは大変だろうと次女を職員室で預かってくれることに。
先生の優しいお人柄に次女は教頭先生の机で楽しく遊んでもらったようです。
かわいいお人形までいただいて(アンパンマンだったかな?)

転出されて、まさかあの雄勝にいらっしゃるとは思いもしませんでした。
震災後、先生の姿をテレビで拝見してびっくり。
がんばっていらっしゃる姿に胸が熱くなりました。

その先生(今は県のお仕事に変わられました)が書かれた本は、先生の感謝の思いがいっぱい詰まった内容だと私は思います。

もしかするると地元誌なのかな…。


そして今読んでいるのは
中脇初枝さん著書の「きみはいい子」
表装と違い中身は心が痛くなるような内容です。
たくさん並んでいるほんの中でなぜこの本を選んだのか…。
「それぞれの家にそれぞれの事情がある」
この一文。
小学5年生のとき私が出会った少女のことを思い出された。
まだ読んでいる途中です。

勢いで読める本、がんばっても途中で眠くなる本、大事に読む本、選ぶとき本当に時間がかかります。
by hahamego | 2012-07-26 11:36

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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