研修旅行

次女が通う小学校は、昔から修学旅行という名前がありません。

必ず、何らかのテーマをもった「研修旅行」となっています。


長女もたしか海沿いの町で、いかだ作りや漁港見学など。

一般的な修学旅行コースが時には羨ましいときも。


さて、今回、次女は「農家体験」がテーマ。

農家に泊まって、そのお宅の農業を体験するのです。

稲作農家、果物農家、野菜農家などいろいろ。

親たちは、今までの体験をよそから情報を仕入れて

待遇最悪だったらどうしよう‥と我が子の行き先を心配。

たしか、ある子達は

農作業もそこそこに家のゲームで遊ばせてもらったり観光三昧。

かたや、必死に農作業して朝食はうどんのみとか。

さて、我が子はどうだったのか‥。

どきどきしながら到着時間に迎えに行くと

意外に元気な次女を発見。


さて、帰宅すると次女の弾丸トークがスタート。

まずはやさしい農家のおばあさんがお迎えに来てくれ自宅へ。

ものすごく大きくものすごい大家族にまずはびっくり!

りんごと稲作を営む農家だそうで、さっそく‥と思ったら外は雨。

もう田植えも終わりリンゴは季節はハズレ。

梅干し用の梅のへた取りだけがお手伝いできた農作業(?)


あとは

近くの各農家で作った物が売られているお店で

好きな物を食べたいものを勝手いただいたり

バーベキューをしたり

近くにあるテレビCMでもみたことがある高級温泉へ連れて行ってもらい

翌日は、地元の観光。お昼はデパートでお寿司をごちそうに。

次女はまるでVIP待遇。

どこが農家体験?

秋にはお米とリンゴを送って下さるそうな。

わたしまでニンマリ。


農家体験レポートには詰まってしまうであろうこの2日。

でも、大喜びで帰ってきた娘の顔にホッとむねをなで下ろして母でした。



「え〜ッ!?なに、それ!!」

悲しい研修旅行体験者である長女は絶句してました。
by hahamego | 2010-07-16 06:31

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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