一枚のはがき、一通の手紙

数日前まではこんな空でした。もう少し夏空感あり。
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でも、ふと上の階のお庭の方を見るとススキの穂が見事に揺れています。どんなに残暑厳しくても秋は少しずつやってきています。
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ああ、そしてもう9月。空はしっかりうろこ雲。
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これから綴ることは8月の出来事。

残暑厳しい頃、子どものPTA役員がご縁で細く長くのおつきあいをしている方から残暑見舞いのハガキが届きました。
個性的な字で一目で彼女とわかりました。
いつも通り簡潔に近況が書かれていましたが、文面最後の方に、長く患いようやく寛解したはずの病が再発してしまい治療再開と。
そしていつもなら見えずとも自分を奮い立たせて頑張る様子が文章から伝わってくるのに、今回は心折れていることが痛いほど伝わってきました。
はがきを手にどうお返事を返したら良いのかとても悩みました。
彼女が発病してから本当に長い長い時間を闘ってきたその姿を知っていただけに、治療再開を宣告された彼女の辛さを思うと言葉が浮かびませんでした。

残暑厳しい頃だったので、私が大のお気に入りの岡山の桃のゼリーに少しだけメッセージを添えて送りました。
するとすぐにメールで返信が。やはり「もしかするともう会えないかと思うと心が折れてしまって‥。」と彼女の気持ちそのままの言葉がありました。
私より10歳ほど年上で何よりも心から尊敬する女性。
きっと大丈夫。
来年はランチできる!!!

そんな思いで数日過ごしておりました8月の最終日。
郵便受けの中に一通の封筒がありました。
差出人は、大学時代の友人で、震災のあたりからこちらから便りを出しても返事なく音信不通になっていました。
ここ数年は私もそのままにしていました。

開封してみると、便箋3枚綴りの一枚目には不義理をしていたことへのお詫びと自分がダンスをやっていて今週末のジャズフェスで踊るのでもしよかったらとのお誘いでした。
正直なんとも微妙な気持ちで読んでいましたが、2枚目を読み始めてすぐに自分の心の狭さを反省しました。
彼女には音信不通にしてしまう理由があったのでした。
返信がこなくなった震災の年、お子さんを亡くしていたのです。
同じ母親として、我が子を亡くした彼女のことを思うと胸が張り裂けそうになりました。
彼女は心を閉ざし、長い長い時間、心と葛藤する日々を暮らしていたそうです。
そして数年前にダンスと出会い、思い切って一歩前に進み始めたとのこと。そして、今回、その姿を恥ずかしいけれど見て欲しいとのことでした。

3枚目にはスマホのアドレスと電話番号が書いてありました。すぐにメールで返信しました。
手紙をくれたお礼と「観に行きます!」と。

今年の8月は残暑厳しかったです。
そして私にとっても人生厳しさを学ぶ8月でした。

あれ?今年も残すところ4ヶ月しかありません。
一年の過ぎることの早いこと速いこと。
もったい暮らしかたしないよう頑張ろう!

# by hahamego | 2019-09-02 08:36 | 日々のこと | Comments(0)

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。


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