34年ぶりの懐かしい字

暑かったり肌寒かったり雨だったりカンカン照りだったり、お洗濯も空とにらめっこしながらの毎日です。

さて、長女が帰省していたり次女の高校生活最後のイベントの親がかりの準備に追われ夜なべしたりと結構慌ただしくすごしているうちに今年一年の折り返しとなってしまいました。
時間というのはなんと早く流れて行ってしまうのでしょう。

もうすぐ夕暮れという頃、凛太朗とお散歩。
帰りに郵便受けをのぞくと広告紙にまぎれて封筒を発見。
表書きの字が一気に私を36年前の大学生時代に。

実は、わたくし大学三年の夏、大学主催の短期夏期交換留学生として同級生20人と姉妹大学へ50日間アメリカへ行ったことがあります。その際に一緒に旅した友人からの封書でした。
1ヶ月大学寮に滞在し、あとは東海岸から西海岸へ先生二人と事務員一人と生徒20人とのバス旅行。
朝から晩まで一緒、「喜怒哀楽」を共に過ごしました。
その中で、親が大学関係者というのが私とこの友人。
実は、留学生のメンバーの親の職業はその当時結構リッチ。留学要項に記載された必要経費+お小遣いの額の二倍は持ってきていました。しかし、私と手紙の友人の親は、記載された額きっかりのみ。こういう時、親の職業がこんなに影響するのかと二人で苦笑。
旅の始まりで使ってしまっては後が大変と私と友人はお互い財布の中身を気にしながら最終観光地サンフランシスコに着いたときはホッとしたことを思い出します。

友人は大学時報を読んで父が他界したことを知ったそうです。
文体は昔のまんま、懐かしいくせのある字。
父の講義を受けた時のこと、父の最後のこと、自分のこと、どれも感慨深いことばで埋め尽くされていました。

そうそう、蛙の子は蛙、友人は親と同じ職業を継いでいました。
そして、なんと住所が京王線沿線、
長女が沿線に住んでいた頃、もしかするとどこかですれ違っていたかも知れませんね。
なんちゃって。


私自身がすっかり忘れていた私の呼び名まで書かれていて、ちょっと照れくさくなりました(^^:)
いまもリーゼントにしているのかしら?
by hahamego | 2016-07-14 19:57

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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