父は本当に大丈夫?

朝、実家と家を早朝ダッシュ往復してきたhahamegoです。

昨日、事件がありました。
午前中、私自身の病院へ行き、午後は父の保険継続手続きの立ち会いに。
その後、買い出しして、自宅にもどり、夕食。
8時から次女の家庭教師の先生が来るので部屋をサラッと片付けました。
ホッと一息つこうとしたところで、電話。
父からでした。

「下痢をして大変なことになった。とにかく来てくれ。お願いだ。」

こんなお願い電話は初めてかもしれない。
次女に訳を話して、愛車に乗って冷たい空気の中をダッシュ。

家についてびっくりした。
玄関の電気が煌々ととついている。
おまけに玄関ドアが全開。
急いで入ると玄関に父の黒いバックが置いてある。
中を見ると、紙おむつ、紙パンツ、薬、おにぎり、そしてなんと父の通帳やら現金印鑑、という全財産。

父の部屋にいくと、父は午後に会ったときとは違いきちんとした服装に着替え外出用の帽子をかぶっている。
下痢をしたと言っていたが、トイレも本人も汚れていない。

「お父さん、どうしたの?」
と聞くと
「明日、大学の入学式だから困らないように玄関に準備していた。」
と。なんかおかしい。
「お父さん、どこかへ出かけるの?」
と聞くと、
「家にかえるんだ」
と。話がごちゃごちゃになっている。

こういうときは、穏やかに話すのが一番。
出かけると言いながらも目の前の夕食をダラダラと食べています。
何気ない会話をして、何とか今日一日あったことを話しました。
玄関が開けっ放しだったので、家の中をドキドキしながらチェックしました。
変わったところはありませんでした。もちろん父の鞄の中のものも。
良かった。

その時だ、電話が鳴った。
母のいる施設から。母が父と話したいと言っているそうです。
でも、ちょっと不安定だと。
そんな状態でいまの父とは無理だと思い、眠っているからということで電話を切りました。
すると、今度は私の携帯が鳴り、また施設から。
電話を取り次ぐスタッフの方のうしろで興奮気味の母の声が聞こえる。
仕方が無いので電話をかわると、開口一番で
「あなたは何に怒ってここに来ないの?」
と。ああ、また、負の連鎖が始まった。あとは何を言っても止まらない。
仕方が無いので
「ああ、そうです。お父さんが変になっています。私はだから、振り回されて今週は大変なの!」
と強い口調で言い返した。言ったあとすごく嫌な気分になるのですが…。
母の言葉が止まった。そして、明日行くからということばで納得してもらい電話を切った。

ため息をつく暇も無く父に呼ばれ、頼まれ事を済ませ、父の様子が落ち着いたことを確認して実家を後にしました。

もちろんケアマネさんに連絡。
今朝、様子を見に行くことを約束。
ということで、先ほど行って参りました。

昨夜何もなかったかのように元気な父でした。
安心しました。


しかし、大丈夫なのかしら?
年の瀬が見えてきて、何かと気ぜわしくなってきます。
なんか、すっごく疲れた感じです。
まだ朝なのに。


コヤツと遊んで気張らしいたそうかね。
父は本当に大丈夫?_f0223234_1101147.jpg

by hahamego | 2015-11-20 11:05

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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