2015年 03月 04日
次女と廉太郎
ということは、廉太郎の家族ランキングの中では一番下の位置。
まあ、ここぞとばかりに廉太郎は次女をからかっていてました。
そのからかい方とは
後ろから近寄り、小さい次女の首の後ろに鼻息をかける
食事をしていると、テーブルの下で次女のかわいい足の匂いチェックをする
次女が抱っこされていると、宙でパタパタする次女の足に飛びつく
もう次女は悲鳴です。
その騒ぐのがまた廉太郎のイタズラ心に火を付ける。
そんなわけですから、次女は犬飼いの家の子なのに犬苦手に。
廉太郎が本気な訳ではなかったのですが…ね。
しかし、老いてきた廉太郎。
以前のようにハードなスキンシップを次女に求めなくなってくると、ようやく次女と廉太郎の距離が縮まりました。
そこで登場するのが次女のおやつ係。
寝たきりになった廉太郎の側に座って、食べさせてあげてました。
リビング犬になってからは、よくそばにいて声かけをしていた次女。
廉太郎、でも最後まで次女へのイタズラを忘れなかったようです。
廉太郎が虹の橋を渡った朝、実は次女の学年末試験初日の朝でした。
次女が泣きはらした目で
「なんで、この日なの〜?廉太郎の意地悪…」
と苦笑。
きっと廉太郎は
「やったぜ! あーちゃん、オレの最後のイタズラだよ」
とペロッと舌をだしていたでしょう。
この一週間、次女は次女なりに廉太郎の不在を感じています。
1人で留守番することを嫌がるようになりました。
もう高校生なのに…。
そんな次女が
「廉太郎は、寝たっきりになってもそこにいてくれたから安心だったんだよね。」
とポツリ。
そういえば、次女は生まれた時から廉太郎と常に一緒だったのです。
廉太郎兄さん的存在。
昨日、廉太郎のゲージを粗大ゴミ収集に出しました。
廉太郎がいつも使っていたもの
急に次女が
「ああ、廉太郎を感じる。ここに廉太郎がいたんだよね」
収集場にぽつんと置かれた廉太郎のゲージ。
次女が
「なんかたまらない気分…」
と目を真っ赤にしていました。
本当は庭の犬小屋も次女に頼んで一緒に収集場所に運ぼうとしましたが次女に断られました。
辛くて嫌だと。
家の中から、廉太郎の存在を語るものを一つ一つ片付けていくことのお手伝い
次女の心にはまだ早かったようです。
これ、小さかった頃に次女がお泊まりの時に連れて行っていた廉太郎ミニ版です。
後ろに見えるのが次女。
by hahamego
| 2015-03-04 06:14