卒業

週末、次女が中学を卒業致しました。
次女は附属に通っていましたから、幼稚園から合わせて11年、この場所に通いました。
(長女は小学校から9年間、そして途切れること無く次女が通ったので私は合わせて20年間この校舎と付き合ったことになります)

卒業式は体育館で行われました。
在校生と父兄に迎えられながら入場してきた卒業生たちの姿。
まあ、なんと大きくなったことでしょう。
ステージに設けられたスクリーンには、あどけなさが残る入学式から逞しく成長した卒業式前日までの姿が映し出され、その成長の日々が私たち親の心を熱くさせました。

3年前の3月17日に小学校の卒業式を予定していたこの子たち。
震災で諦めていた卒業式をなんとか3月28日に行うことができたときのことを思い出しました。
式の間、時折余震で揺れるとざわつきながらも無事卒業できたことをみなで感謝しました。

そして震災で予定より2週間遅れて行われた中学の入学式。
同じく入学式を迎えるはずが叶わなかった子供たちに黙祷をしてから始まった入学式でした。
突然、思い通りに暮らせなくなるという体験をしたこの子たちは、本当にこころも逞しく成長した3年間でした。

だぶだぶだった制服はもう小さく感じる程に大きく成長した子供達
顔も、どこにもあどけなさは残っていません。
家の中では次女はいつまでたっても次女。
でも、卒業式の中での次女も、やはり大きく見えました。

4月からは、長年一緒に通った友たちがいた生活とはまったく違う新しい顔と出会う生活が待っています。

どうか高校生活が実りのある3年間となるようあって欲しいと願います。


♪ーーーー歌ーーーー♪

次女の通った学校は、小学校から歌の指導に力が入っていました。
だから行事に合わせてそのときそのときにあったいろいろな歌がありました。
今回の卒業式は、次女の通った中学は元々国立でしたから卒業式の始まりは「君が代斉唱」でした。
そして、卒業の歌は…「仰げば尊し」ではなく「旅立ちの日に」というとても美しい歌でした。在校生からは「明日の空へ」
そして中学最後の歌は「大地讃頌」。
もうこの美しい歌声をきくことができなくなるのが残念です。
by hahamego | 2014-03-11 04:43

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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