廉太郎の歯磨き

廉太郎の歯は、まだしっかりしています。
小さいときから、歯磨きガムをガシガシ噛んでいたからかしら。
小さいときから、人の食べる甘ーいもんをあげなかったからかしら。

いえいえ粗食だったからでしょう。

廉太郎はドライフードとウエット系のものをちょこっとかけてあげるとウマウマと食べていました。
しかし、同じ物が続くとそっぽを向いて、ボスを困らせていました。

廉太郎はそれでも絶対食べていたのが、堅めのジャーキー。

でも、今年に入って、ジャーキーをのどに詰まらせるようになったので、ガシガシ硬い物をあげられなくなりました。
すると、しばらくして、お口の臭いがするようになってきてしまいました。

必死で口の中を調べてみると、ほっぺの奥にエサが詰まっていたりしています。
コリャ、大変!

ということで、まじめに歯磨きしてあげることを決意しました。
でも、決意したのは私だけ。

ブログを調べ、ネット検索、ペットショップを散策。
そして揃えたのが、指を守る系のサック型歯ブラシ。国産はみがきクリーム そして軍手


転がっている廉太郎を膝枕させて、前歯からゴシゴシ
犬歯もゴシゴシ

しかし、奥歯が問題。
廉太郎の大きな口の中に指サック型歯ブラシは、「私の指を噛んでもいいわよ」ということ。
とんでもありません!!!
ということで、人間用の歯ブラシを準備。
でも、それだけでは、今度は歯ブラシをガシガシ噛んでる廉太郎。
折れたら大変。
で、考えたわたし。
大きな硬ーい骨型ガムを買ってきて、廉太郎が口を開けた瞬間にそれをくわえさせました。

「うががが…」
という廉太郎に
「少しの辛抱じゃ、廉太郎よ」
と声をかけながら奥歯をゴシゴシ。

前足で私の手を避けようとしますが、無視。

私と廉太郎の強制的仲良しタイム、約10分。

終了した頃には、廉太郎はフガフガ状態。
今日は踏ん張ったせいか、終わった途端お仕事大をしてくれました(苦笑)


こうやって、廉太郎の歯磨きを続けていましたら、口臭も治まってきております。
しかし、それと一緒に弊害も。

廉太郎の口の周りに手をかざすと
「何すんだ、おまえ!」
とでも言うかのようにカプッと噛もうと致す廉太郎。
主人は歯磨き担当でもないのに、カプカプされております。 

廉太郎が老いてきてから、廉太郎との密接な時間が増えました。
家族も、廉太郎との会話が増えました。
知らないうちに廉太郎中心になっています。
廉太郎が迷惑で無ければ、もう少しこういう時間が続いて欲しいですね。

ということで、廉太郎が迷惑でも、私は自分の指の無事を願いながら、今日も強制的仲良し歯磨きタイムを過ごすのでした。
by hahamego | 2013-12-23 00:08 | 柴ワン廉太郎のこと

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31