2013年 12月 15日
老犬ホーム
雪解け待たずにまた雪が降る。
ホームセンターで、融雪剤や雪かきグッズを買いました。
さて、我が家の廉太郎、家にいることが多くなったことも重なって、足腰の力がガクンと落ち込みました。長く立っていられず、もちろん体を四つ足で支えられず、すぐコロンと転んでしまいます。というかひっくり返ってしまいます。
朝も、目が覚めたときに体を触ると、体中の筋肉が硬くなっています。
だから全身マッサージ。すると、筋肉もやわらかくなります。廉太郎が若い頃は、目覚めると伸びをして全身ストレッチしていました。年をとってからはそれをしません、というかできないのかしら。だから朝一の動きが悪いのです。
そんな廉太郎ですから、散歩もこの頃極端に短くなってきました。
昼間、ベランダ散策時間も短くなりました。
うんちも失敗が多くなりました。
唯一オシッコだけは大丈夫。
そうそう午前2時頃に鳴き出すことも。おやつをあげればおとなしくしてくれますが。
認知度も日に日にアップしている様子です。
家族で「廉太郎」っと声をかける機会が増えました。
さて、先日、ニュースで「老犬ホーム」という施設が話題になりました。
老いを迎えたが、夜鳴きなどの認知症状がひどく一緒に暮らすことができなくなったワンちゃんを一日1300円で面倒をみてくれるという施設です。
今は5匹(4匹は大型犬、一匹は柴)、スタッフが24時間管理しています。
取材を受けた飼い主の方は、声を詰まらせながら老犬と暮らせないキビシイ現状を話していました。認知による夜鳴きがひどく近所迷惑となってしまったとのこと。大型犬ですから声も太く大きいですから大変でしょう。家族の決断は辛いものだったでしょう。
その大型犬は、飼い主のバイクの音が聞こえると、その音に反応し、姿が見えると尻尾を振って全身で喜びを表現していました。飼い主の声にもちゃんと反応するし、別れ際は、去って行く飼い主さんを一生懸命追います。飼い主さんは後ろ髪引かれる思いで30分の面会で去って行きました(30分というのは、それ以上いっしょにいるとワンちゃんの方の後追いがはげしくなってしまうからです)
見ていて涙が流れてしまいました。
我が家の廉太郎は中型サイズの柴犬です。
まだひとりで抱えられます。
でも、大型犬はそうはいきませんよね。
家族構成や家族の事情では、どうやってもひとりではお世話できない。
辛い選択ですが、老犬ホームへ預けることによって、家族が救われるということなのかな…。
ペットと共に暮らす
考えさせられた番組でした。
by hahamego
| 2013-12-15 17:51
| 柴ワン廉太郎のこと