パソコン、お留守番

長女が賛助出演した演奏会「ラルカータ室内演奏会」へ行ってきました。
福島市音楽堂は外見はさほどの姿ではありませんでしたが、中に入ってビックリ。正面に立派なパイプオルガン。そして演奏を聴きやすい座席配置。

たぶん、長女がそのステージをアップしてくれていると思います(横着してすみません)

1時間早く着いたのですが、もうすでに30人くらい並んでいました。開場することにはもう長蛇の列。
私はちょうど真ん中の席で長女の姿が見えるベストポジション。なんと満席でした。

今回、長女は友人の誘いでこの演奏会に乗る事になりました。大学関係以外で娘が出演する演奏会を聴きにきたのはこれが初めて。ドキドキしながら開演を待ちました。
曲目は、とても分かりやすいものばかりでしたのでクラシック苦手の私でも大丈夫。それよりも残響時間3秒というすばらしいこの会場。演奏のすばらしさと併せてすばらしい音色。
ウットリとしました。
2曲目からは天満敦子さんが特別出演。とにかくすばらしい!
「弦楽のためのアダージョ」(映画「プラトーン」で有名です)は、その日の朝、テレビで聴いてきたばかりの曲。でも、ステージ生の演奏のほうが心に響きました。

さて、演奏会の詳細も多分長女がブログで綴ってくれるでしょう。
私は、やはり母として娘の演奏の姿を。
出だし、いきなりチェロを支えるエンドピンが滑る姿にギョットなりましたが、周囲の演奏者の方達に支えられ何とかスルー。そして演奏が始まると、なぜか感極まってしまいました。
それは、賛助出演という立場でありながら、ソロ演奏部分の多いこと。何よりも、アンコール曲「チャルダッシュ」で天満さんとの掛け合いになる出だしの部分を長女が演奏した時には涙が出てきてしまいました。ほんの数小節であっても、その部分が私には何曲分にも値しました。
娘がチェロという楽器を選んでからここに至るまでのいろいろな事を思い出しながら演奏を聴きました。

たぶん、これからもいろいろな場所でいろいろな形で演奏する機会は増えていくでしょう。
でも、私は今回の演奏会を一生忘れないと思います。

今回は、主人は仕事、次女はテスト勉強で、初めて一人で新幹線に乗って演奏会へ行ってきました。
方向音痴のため、福島駅の東口をもとめウロウロ、音楽堂からの帰りは迎えに来てくれるという行きに乗ったタクシーに約束時間を過ぎても来てくれなかったというスッポカシに遭い、それを見て助けてくれた別会社のタクシーによって無事福島駅東口へ到着。新幹線で仙台へ。
とにかく一人で娘の演奏を聴くチャンスがあり私はほんとうに良かったと思います。

さて、翌日は久しぶりの長女の帰省で一緒にショッピング。長女は翌朝(今日のお昼)戻る予定でした。でも、家ご飯に釣られもう一晩お泊まりすることになりました。どこに出かけるわけでもなく、ふたりんでチョロっと話して、お茶して、私は掃除、長女は練習。いつもの生活。でも、これがなんかホッとする私のひとときです。

で、パソコンもしばらくお休みでした。
by hahamego | 2011-11-15 15:19

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31