母の心

今日は母の震災以来初めての大学病院での診察で、朝、主人と施設に迎えに。
朝の授業に間に合うよう主人は高速ぶっ飛ばし〜!!

ところが、出迎えた母は「おはよう」の挨拶もなくいきなり「私は年金を払ってない、こまった。」と。
そのあとは、年金やら父の退職金やらとにかくお金の事ばかり。
移動している間、そして診療を待っている間。その話しか口から出ません。
一番困ったのは、急に怒りだし車いすで暴走。目を離せません。
私は、お嫁さんが来るまでの2時間、トイレに行く事さえできませんでした(T0T)
レントゲン撮影の時は、急に泣き出し、技師の方がびっくり。
お嫁さんと私で交互に母に説明するのですがどうにもなりません。

くたくたになりながら診察を終え施設へ。
車の中でも「使っている健康保険証は偽物だ」と。
お金の話も復活して…泣きたくなるのはこちらの方でした。

まるで2年前に入院した時と同じ症状です。
もっとひどくなっているような気がします。
施設の相談員の方にも
「認知症は年相応ですが、精神の方が問題かも…」
と。
ショックです。母はまるでねじの壊れた人形のようです。

母の希望の仙台市内の一般棟施設への移動も決まったのに、これではそこもいれるかどうかわかりません。
お嫁さんとため息をつきながら帰って来ました。

母の心は少しずつ壊れてきているような気がして心配です。
by hahamego | 2011-06-29 16:52

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31