お母さん達は何をするにも…

震災から3ヶ月がたちました。
少しずつ日々の生活を取り戻そうと皆、努力しています。

子ども達も本当にがんばっています。
いつもより新学期が3週間くらい遅いスタートでしたから
日々の学校生活と季節が慣れないうちに暑さがきてしまい
疲労で体調を崩す子ども達も増えています。

さて、元気印のマイペース次女も中学1年生。バスケに入部しました。
そして昨日から中総体がスタート。もちろん次女は応援係。
震災の影響で会場が激減。各中学校の体育館を利用したりする事になり会場は仙台市の四方八方。
駅から山道街道をひたすら徒歩しか手段が無いという所もあり。熊注意の看板があるところもあり。
さすが仙台、東西に広いだけあります。

次女の通う中学校のサークルでは2週間前あたりに各サークル保護者会がありました。
運営や活動内容や年間試合スケジュールなどを話し合うのですが、最後に、もし災害に襲われた時についても話がありました。
中学生なので、学校外の時は判断を本人達に任せると。母達は思いっきり不安顔。

お母さん達は、会終了後、さっそく、集合。
2回戦勝ち進んだ場合の交通手段ではなく、もし、震災にあったら、この山奥からどうやって避難所まで移動するか、どうやって連絡をつけるか、最悪のことまでいろいろ相談しました。
もちろん帰宅してから子ども達にも口を酸っぱくして説明。
前日は学校からも、「学校外では自分の事は自分で」というお手紙が来たのでさらに次女には念を押しました。


そして当日、何事も無いよう祈りながら送り出しました。
帰宅までの間、いろいろ明日の事を考え、主人に車でヘルプしてもらおうとまで考えたところで次女から連絡。

「負けたから明日から2日間自宅学習だって〜!」
と。

あーでもないこーでもないと頭を悩ませましたが、これで終了です。良かった!


あれから3ヶ月。
お母さん達は、子どもを守るため何をするにも「もし…」を想定して、一生懸命考えています。
家族皆で暮らし続けるために。
by hahamego | 2011-06-12 07:59

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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