地震保険

皆さん、地震保険ってご存知ですか?
地震大国日本にすんでいるのですから、何かの時の助けになるので、是非、興味を持ってほしいと思います。
今回の大震災で被災した皆さんは、このおかげで随分助かった方もいらっしゃると思います。
もちろん我が家も!

我が家は、自宅マンションを何十年か前に住宅支援機構(昔の住宅金融公庫)からお金を借りてローンで購入しました。
(なにぶんにも、主人の収入が落ち着かなかったので利率が変動制のものは不安で一律のものということで割高にはなってしまいましたが…)
ということで自動的に住宅支援機構提携の火災保険に加入しました。
ここで大切なことがあります。
地震保険は単独では加入できないのです。
まずは火災保険に加入が必要なのです。ここで、お金がかかるからと引いてしまう方が多いそうです。

我が家もローンを組んで数年後、住宅支援機構提携の保険会社から地震保険加入依頼の通知が来たので、よくわからないまま加入。
(のちにこれは建物補償のみだったとわかりました)

そして自動車保険の代理店からも地震保険の加入を勧められました。
このときに、代理店の方から地震保険の仕組みを詳しく説明され知ることに。
巨大宮城県沖地震が来るかもしれないという話がチラホラ聞こえ始めた頃です。
住宅支援機構でローンを組んでいたので当時は自動的に火災保険もこちら提携会社へ加入。建物補償のみの地震保険しか枠がありませんでした。
(あまりに昔のことだったので、今回、代理店の人に言われるまで忘れてしまっていましたが)
家財道具向けの保険だけをこの代理店で加入しました。

ご存知ですか?
地震保険は、建物向けと家財向けの2種類あるのです。
ちなみに建物向けは持家(持ちマンション)でなければ加入できません。
また、地震保険単独では加入できず火災保険に添くことになります。
また、生命保険のようにあちらこちらに加入できず、この建物向けと家財向け各々1個ずつしか加入できません。

くわしくは損保のHPをご覧になってみて下さい。

そうして数年後、ちょっと大きめの宮城県沖地震が発生。
食器や家具が倒れました。
そのときは家財向けの保険から一部損ということで保険金がおりました。
割れた食器類を買い直すには十分な額がおりました。

このあたりで地震保険の大切さを知り、こまめに来てくれていた代理店の人に勧められ補償額をアップしました。

そして、今回の大震災。
マンションも家具も我が家はボロボロになってしまいました。
でも、マンション自体の損傷は、管理組合の加入する地震保険ですべて補えるとわかり安心。頭に浮かんだのは代理店への連絡のみ。
震災後数日で連絡。
(ここで一番重要なことは、こちらから保険会社へ依頼しなければ何も動かないとということです)

補償には
「全損。半損、一部損」
の三種類があります。
被害状況を鑑定する人が来て査定します。
この際、地震当時の状況を写真に撮っておくこと、被害リストを作成しておくことをお勧めします。
損害の程度により目の前で補償額が決まります。いくつか項目ごとにチェックポイントがまとめられています。
ショックだったのは、あれだけたくさん食器が割れてもポイント1にしかならなかったこと。
うれしかったのは、私の眼鏡が1個壊れてしまったら、それだけでも1ポイント。

ということで地震保険の家財の方は済みましたが、建物の方に連絡することをすっかり忘れていました。査定してもらったときに代理店の方に言われて気がついたのです。
あまりの昔の加入で、知らないうちに加入会社名も変わっていて大慌て。毎年更新しているはずなのに、お知らせのはがき1枚が見つかりません。
昔の火災保険会社をインターネットで検索、恐る恐る地震保険加入していたか確認すると親切な声で加入していると告げられました。毎年更新していて、今年は3月10日に更新していたそうです。いろいろビックリ!
この時も、被害状況を聞かれました。
ただ、「我が家は罹災証明書で全壊と通知がきました」と告げたらそれだけで済みました。
一週間以内に担当者から連絡が来るそうです。

これから先、東日本だけではなくとも大地震が来るかもしれないと想定されている日本。
その日本に住んでいる皆さん、条件が揃っているなら、もう一度、地震保険を見直してみて下さい。
by hahamego | 2011-05-22 10:26

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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