仙台の介護老人保健施設

母の退院を来週に控え、ようやく入所ができる施設がみつかりました。

お願いしていた所から待機組に回されお嫁さんと途方に暮れているところに
病院の婦長さんからは
「今月、30日には必ず退院できますよね。」
と半ば脅し状態。

規定の半年入院を何とか1ヶ月延長していただいたので今更文句は言えません。

しかし、本当に大変です。
探すとなるとどこも最低3ヶ月は待機が必要。
おまけにリハビリ付きなんてゼロに等しい!

長寿大国日本、そしてその中にある大都市仙台。
お年寄りはいっぱいのはず。
でも、それに見合う場所が無い。
おまけに料金も高い!

最低年金で暮らしている人はどうやっても入れない。
お金がなければ自分を守ることができないのです。


母もその中の一人。

何件かリハビリを銘打っている施設を見てきましたが、ただ生活する中での簡単なモノ。
本人に強制はできないから気分が乗らなければ週2回のそのリハビリもおじゃんになるそうです。

認知症とは分けてある一般棟といっても充分認知症の人はあちこちいらっしゃるし…。



そして見つけたところは県南の施設。
おもいっきり遠いです。
母にそれを告げると
「そんなに遠く……もう死にたい」
と言われた。

悲しくなった。

母が強制入院させられたときも本当ならホッと安心するところなのにすごくすごく辛かった。

本当に遠いよね、そこは。
でも、しらない土地じゃないし知り合いもいるんだって。
だから市内の施設が空くまで我慢してね。


大都市仙台。
訳わかんない施設や道路を造るよりそれに見合う老人への施設をもっともっと考えて欲しい。
by hahamego | 2010-11-25 12:09

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31