髪型

今日、美容室へ行ってきます、朝一で。

実は、すーっと行ってないのです。

ですから髪は伸び放題。

最後にパーマをかけてから半年たっています。かろうじてウエーブ残っていますが‥。

さて、本日はどんなスタイルにしようかな‥‥。


この髪型(スタイル)って悩みませんか?

私は、百発百中で「当たり〜!」ってなることがなかなかありません。

今通っている美容室も、途中で場所と名前が変わったら何となく質が落ちたような気がします。

でも、長年私の髪質を見てきてくれているので、他店に冒険する勇気が‥‥。



この髪型って、本当に難しいですよね。

自分がこれ!って思い、

「このスタイルにしてください(^0^)」

とお願いしても、数時間後の鏡の中の私は

「なんじゃコレ〜?!(T0T)」

だったりすること多々あります。


一番凄かったのは

今から40年くらい前。

家族で岩手へ旅している最中。

母が何を思ったのか、私と3才下の弟を、旅先の見知らぬ理容室(美容室じゃない!!)へ。

笑顔で迎えたおばさんとおじさん。

おじさんは弟担当。そしておばさんは私。

姉弟仲良く隣同士にすわり、まるで

「よーい、ドン!」

とかけ声でもかかったかのようにスタート。

最初のうちはチョキチョキとハサミの音も気にならず子ども心に

「短めに」

という母の注文の行方を眺めていた。

と、おばさんが

「随分伸びたねェ〜。弟さんより少し時間かかるから漫画読んでて。」

と数冊本を渡された。

私は、素直に読むことに夢中。

しばらくして

「おねーちゃん!」

と、突然弟が私を呼んだ。

「んっ?」

と、私は顔を上げた。

鏡の中に弟の他にもう一人少年がいる。

「えっ?????????・・・」

と、はさみを片手に固まったままのおばさんと一緒に。


「おねーちゃんだったの????????」

おばさんは急に引きつった笑顔に変わり、それまで元気だったハサミの音はヨロヨロに変わった。

足元おぼつかないお年寄りのように。


そうです!このおばはんは、私を男の子と間違えていたのです。

でも、私の服装はスカートははいていなくてもキュロットスカートにTシャツ。

顔だって、そんなごっつくなかったはず。

真夏だったので、真っ黒に日焼けしていたけど(ーんー)


私の髪型は、悲しいほどショートに。

そして、なぜかおばさんは私の頭に、お店のどこかにあったピンクのリボンで髪留めを作って前髪を飾った。

途中消えていた母が迎えに戻り、私の姿を見て一言

「あら、随分短くなったわね(^ ^:)]

おばさんは

「すみません、おぼっちゃんかと思って‥‥」

最後は言葉にならなかった。

弟は、隣で夢中で漫画を読んでいる姉の髪が異様に短くなっていくことが心配になり声をかけてくれたそうです。

あのまま知らないでいたらどんな髪型になっていたのか‥。

人生最悪の結末を迎えていたような気がします。


コレに比べてその後に起きたパーマやカットの失敗はチョロいチョロい。


さて、今日はどんな髪型になるのかな?

写真はアップできませんのであしからず(^ ^)v
by hahamego | 2010-11-18 06:40

手枷足枷で我が道をなかなか行けないショボイ母の日々のため息的ひとりごと。

by hahamego
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